価格リスクのエキスパート、MRA経営陣のプロフィールをご紹介します。

経営陣紹介

大崎将行新村直弘深谷幸司

大崎将行

プロフィール

東京大学工学部機械工学科を首席で卒業、東京大学大学院工学系研究科産業機械工学専攻修了。
J.P.モルガン証券を経て、ボストンコンサルティンググループ入社。国内大手通信会社、国内大手食品メーカー、国内大手金融機関の新規事業戦略支援及び国内大手消費財メーカーの事業ポートフォリオ再構築プロジェクトに従事。その後、ドイツ証券株式会社にて大手事業法人の資金調達ならびに財務戦略の立案を担当。特にコモディティ・デリバティブを活用した原材料価格/仕入価格の価格リスクマネジメントの普及に力を入れる。
2010年5月、株式会社マーケット・リスク・アドバイザリーを設立し、代表取締役に就任。価格リスクで悩む企業に対し、中堅・中小企業から大手企業まで幅広い支援実績を持つ。

価格リスクで悩まない経営へ

大崎将行「原材料の価格が高騰して困っている。何かいい手法はありませんか…?」

当時金融機関で財務戦略の提案を担当していた私にとって、お客様からのこのお問い合わせが、商品価格リスクとの最初の出会いでした。それまで商品価格リスクとは無縁であった私は、社内の商品リスク担当者を連れ金融手法を使ったヘッジを提案しました。初めはそれで事足りると思っていたのです。

しかし…

「ヘッジが役に立つことはわかりました。それで我々はいったいいくらで固定すればよいのですか…?」
「この原材料の価格が○○○○円になった場合の、営業利益への影響は…?」
「財務部としてはこの価格で固定したいけど、調達部は違う考えのようです。経営企画部はさらに違う考えのようです…」
「そもそもこのヘッジスキームを導入する場合、社内体制はどう整備すればよいのでしょうか…?」

次から次にお客様からいただくご質問。答えても答えても、お客様の疑問が尽きることはありません。このようなやり取りを繰り返すうち、つぎのような思いが浮かびました。

「原材料の価格リスクは一部門の担当者が片手間に取り組めるような単純な話ではない。全社的な共通認識を持って取り組まなければ解決できない重い経営課題だ。一方でこれから先、企業が本当に価格リスクに立ち向かっていくには、お客様の立場にたった『価格リスク専門』のアドバイザーが必要なのではないか」

そして…

「自分が培ってきた経営コンサルティングや金融手法のスキルを、今まさに価格リスクでお困りのお客様のために活かす時ではないか」と…。

「価格リスクマネジメントの会社を設立しよう」という思いが、確かなものになった瞬間でした。

そしてMRAを設立した今、改めて思うことは「必死の企業努力で生みだした利益を価格リスクによって水の泡にして欲しくない」という一点に尽きます。弊社の企業理念でもある「価格リスクで悩まない経営へ」の原点はここにあります。価格リスクで悩まれている企業を1社でも多く支援していくことが我々の最大の目的です。

 

新村直弘

プロフィール

東京大学工学部精密機械工学科卒。
日本興業銀行入行、本店金融市場営業部でコモディティ・デリバティブ開発を担当。国内製造業、金融機関をはじめ幅広い業種に対する価格リスクマネジメントの提案業務に従事。その後、さらなる専門スキルを身につけるため、バークレイズ・キャピタル証券、ドイツ証券に転職。金融商品と商品市場に関する知識を深める。
価格リスクマネジメントに必要な情報を幅広く提供することを目的に、2003年よりアナリスト業務を開始。テレビ東京や日経CNBC等でコメンテーターを務める。また日経新聞や東洋経済等のメディアにも多数寄稿。
2010年5月、株式会社マーケット・リスク・アドバイザリーを設立、代表取締役に就任。
著書に『コモディティ・デリバティブのすべて』(きんざい)、『天候デリバティブのすべて―金融工学の応用と実践』(東京電機大学出版)がある。

高ボラティリティ時代の羅針盤に

新村直弘私が商品価格リスクマネジメント業務を開始した1998年は、アジア通貨危機の影響で商品相場が低迷していた時期でした。この頃の商品市場は、戦争等があると上昇し、これらが終了すると下落する、という非常に分かりやすいものでした。さらに、需要と供給の構造があまり変化しないことから、日々の価格が大きく変動するということはあまりありませんでした。そのため、企業のリスクマネジメントも、商品価格リスクマネジメントというよりは、無駄を省くことによるコスト削減に力点が置かれていました。

しかし、中国をはじめとする新興国の需要の高まりを背景に、商品市場を巡る環境が一変。長年バランスが取れていた需要と供給の構造が崩壊して、商品価格は継続的に上昇するようになります。さらに、その構造変化に着目した投機資金の流入によって、商品価格は乱高下するようになりました。時代は変動性の高い「高ボラティリティ時代」に突入したといえます。

そんな中、原材料を調達し、製品を製造・販売して利益を確保するのは至難の業です。血のにじむようなコスト削減努力が、相場変動で簡単に吹き飛んでしまう危うい状況に、我々は晒されているのです。特に長いデフレに苦しむ日本企業にとって、国内の状況と関係なく海外市場で決定する原材料価格のマネジメントは、重要な経営課題の一つになったと考えられます。

そのために何を考え、どの方向に進むべきなのか、そして具体的に何をしなければならないのか。残念ながら、その答えを見いだせていない企業は多いと思われます。グローバルな競争環境が厳しさを増す中、その答えを一刻も早く見つける必要があるのではないでしょうか?私達はその問題を企業の立場で考え、悩み、一緒に解決していきたいと思い、この会社を設立しました。

「高ボラティリティ時代の羅針盤になること」。会社のロゴでもある羅針盤には、その思いが込められています。

 

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エキスパート紹介

深谷 幸司

プロフィール

1984年東京大学法学部卒業後、三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。
資金証券部(円債ディーリング)、営業本部などを経て1995年より為替資金部にて為替アナリスト業務に従事。
同行在職23年の間に、為替資金部チーフ・アナリスト、経済調査部チーフ・エコノミスト等を歴任し、ユーロマネー誌日本版東京外国為替市場調査にて2000年〜2004年、5年連続顧客投票・長期予測部門1位を獲得。
2007年1月ドイツ証券に移籍、シニア為替ストラテジストとして勤務。
2010年9月外国為替調査部長兼チーフ通貨ストラテジストとしてクレディ・スイス証券入社。
2012年8月よりオフィスFUKAYA代表。2012年12月より株式会社マーケット・リスク・アドバイザリーフェロー。
2013年3月より株式会社FPG証券代表取締役。

弊社エキスパートによる著作物のご紹介

コモディティ・デリバティブのすべてコモディティ・デリバティブのすべて [単行本]
北方 宏之 (著), 濱 宏章 (著), 佐藤 隆一 (著), 新村 直弘 (監修)

天候デリバティブのすべて―金融工学の応用と実践天候デリバティブのすべて―金融工学の応用と実践 [単行本]
天崎 裕介 (著), 椎原 浩輔 (著), 岡本 均 (著), 新村 直弘 (著), 広瀬 尚志 (監修)

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